ももバレエ

３才の私に バレエを与えてくれたのは 石上 都 先生でした。

パブロワの教え子であり
松竹歌劇団で国内外を公演して周る
娘役スターでした。
３０年間,その先生の元で可愛がっていただきました。

小学生になった私は，

劇団日本児童附属 日本児童芸能学園にて
演技・日本舞踊・声楽・（ここでも）バレエ
を学び，
子役としてドラマ・ＣＭ等出演し
子供ながら プロの心構えを自然に身に付けて
いったのだと思います。

子役は 小学生まで と考えていた私は，

中学生になると
渡辺プロダクション附属 東京音楽学院にて
楽典・ダンス・ヴォーカルのレッスンを受けながら，
スクール・メイツとして
学校帰りに収録や生放送の本番に臨む
毎日でした。
歌い，バレエやダンスを踊り，
オーディションを受けては落ち，
楽屋や電車の中で勉強をし，
楽しくて楽しくて仕方のない 中高生時代を
過ごしました。

結婚することが夢だった私は，

１９才でそれを叶え、可愛い赤ちゃんも生む事が出来ました。

大人になった私は，

赤ちゃんを連れて バレエを踊り，バレエを教え，
やがて子供が手を離れると
再び現役の舞台を踏む毎日になりました。

３３才から５年間 井上バレエ団に所属し，

バレエの世界での自分の立ち位置の低さを知り

その後，フリーのダンサーとなった私は，

高木 怜子先生・柴田 進一先生に師事しながら
年間１０本以上の舞台を踏むこと約１５年，

本郷台アカデミーのバレエ教師になる 機会を与えられました。